カテゴリ:モーツァルト( 18 )

「フィガロの結婚」 恋とはどんなものかしら

モーツァルトと言えばオペラ。
モーツァルトの曲は一度耳にすると残るものが多い。
時間が取れれば歌劇「フィガロの結婚」のなかから聴くことがある。
ケルビーノが歌うアリア「恋とはどんなものかしら」 である。
歌詞の意味は日本語の字幕が出るので分かるが、原語で歌われているので暫くすると原語も知りたいと思えてくる。
そういう時はインターネットが便利である。
最近は分からないなりにも原語のイタリア語の語句を追いながら聴くのが楽しみになっている。

《フィガロの結婚》より 第2幕:恋とはどんなものかしら

Voi che sapete Che cosa è amor,
Donne, vedete S'io l'ho nel cor.
Donne, vedete S'io l'ho nel cor.
   
Quello ch'io provo Vi ridirò,
È per me nuovo Capir nol so.
   
Sento un affetto Pien di desir,
Ch'ora è diletto, Ch'ora è martir.
   
Gelo e poi sento L'alma avvampar,
E in un momento Torno a gelar.
   
Ricerco un bene Fuori di me,
Non so chi'l tiene, Non so cos'è.
   
Sospiro e gem Senza voler,
Palpito e tremo Senza saper.
   
Non trovo pace Notte né dì,
Ma pur mi piace Languir così.
   
Voi che sapete Che cosa è amor,
Donne vedete S'io l'ho nel cor.
Donne vedete S'io l'ho nel cor.
Donne vedete S'io l'ho nel cor.


http://jp.youtube.com/watch?v=LFTUz8kW7u4
[PR]
by yoshi_miracle | 2009-01-11 21:47 | モーツァルト

「澄みきった魂」  クラリネット協奏曲 イ長調 K.622  

12月18日(月)の毎日モーツァルト
クラリネット協奏曲 イ長調 K.622  1791年  モーツァルト35歳の時の作品
ゲスト 小塩節(ドイツ文学者)
「私にとってはね、モーツァルトのお母さんが生まれて育ち、お姉さんのナンネルがお嫁に行った、ヴォルフガング湖という、彼の名前のヴォルフガングという名前のついた湖があるんですよ。ザルツブルグのずっと東の方のザルツカマグートの中に、綺麗な、もう真っ青に澄んだ湖、そのヴォルフガング湖、彼の名前のついたその湖の上をね、風がすーっと渡っていく、まさにそういう音がこのクラリネットの音なんですよ。このモーツァルトのクラリネットですよ。真っ青に冴え渡っている湖の上を鳴り響いていく風の音、宇宙の音、それがクラリネットに篭っているような気がしまして、どこがどういう風にいいということではなくて、もうなんていいますかね、音楽そのもの、それが私の心の中をスーッと流れて行って、あの湖の上をずーっと広がっていってくれるような、で、あまり美しいもんですから、私にとってはね、ちょっと悲しくなる程、涙が出る程、美しいんですよ。美しいってこういうもんなんだなって気がします」

1791年10月 モーツァルト35歳の秋、大成功を収めた魔笛の興奮が冷めやらぬ中、バーデンの妻、コンスタンツェに手紙を書いた。
「僕がこの手紙を書いている今、君はいい湯に浸かっているんだろうね。風邪をひかないように、ちゃんと暖かく身を包むんだよ。君がいないと寂しいよ。さようなら、愛しい奥さん」 1791年10月8日 モーツァルトの手紙
遠く離れた妻コンスタンツェを気遣うモーツァルト。しかしモーツァルト自身も夏頃から体調を崩し始めていた。この頃モーツァルトは友人のクラリネット奏者シュタードラーの為に一つの曲を書き上げた。クラリネット協奏曲 イ長調 
それは晩年のモーツァルトの澄み切った魂を垣間見せるような名曲だった。

クラリネット協奏曲 イ長調 K.622  第2楽章
クラリネット ザビーネ・マイヤー
指揮 ハンス・フォンク
演奏 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団


1791年10月初旬、モーツァルトはバーデンで療養していた妻に手紙を送る。
“きみが発ったあと、ぼくはシュラードラーのための曲をほぼオーケストレーションし終えたよ” モーツァルトの手紙(1791年10月)
“もし仕事がなければ、すぐにでも発って1週間きみと一緒に過ごしたいよ”
この時、旧友のクラリネット奏者シュタードラーのために書いた曲は、クラリネット協奏曲 イ長調
モーツァルトは完成した楽譜を演奏のためプラハ訪問中のシュタードラーに送った。

プラハ スタボフスケー劇場(旧国立劇場)は1ヶ月前に「皇帝ティートの慈悲」が初演されたばかりの国立劇場。シュタードラーはこの劇場で「クラリネット協奏曲 イ長調」を初演した。モーツァルトが書き残した唯一のクラリネット協奏曲。
クラリネットの奏でる端麗で陰影に富む旋律--その清澄な響きでモーツァルトの協奏曲の集大成と言われる。
多忙の中、夏頃から体調を崩しはじめていたモーツァルトだが、旧友シュタードラーとの約束をはたすため、この曲を完成させた。

クラリネットの名手シュタードラーはウィーン ヴィルヘルミーネンベルク宮殿の主ガリツィン侯爵に仕えていた。
ウィーンの宮廷団員だったシュタードラーとの交友を通じて、モーツァルトはクラリネットの魅力を知った。
2年前のクラリネット五重奏曲、そしてクラリネット協奏曲と、2つのクラリネットの名曲はいずれもシュタードラーに捧げられた。
10月初旬バーデンまで妻を迎えに行ったモーツァルト、ウィーンに戻ったあと生涯最後の作品レクイエムにとりかかる。
[PR]
by yoshi_miracle | 2006-12-20 22:20 | モーツァルト

12月5日 モーツァルトの命日

12月5日、モーツァルトは1791年の12月5日、生涯に600曲以上の曲を書いた天才は35歳の若さで没した。
今日はモーツァルトが没した1791年、死の2ヶ月前に作曲されたと云われる協奏曲としては最後のクラリネット協奏曲を聴いてモーツァルトを偲ぼうと思う。
先日NHK BS2で深夜放送されていたのを録画しておいた。2006年1月27日 プラハのエステート劇場で演奏されたもの(ちなみに1月27日 はモーツァルトの生誕日)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮 マンフレート・ホーネック
クラリネット シャロン・カム
[PR]
by yoshi_miracle | 2006-12-05 22:27 | モーツァルト

プラハの喝采

9月20日(水)の「毎日モーツァルト」

交響曲第38番 ニ長調 「プラハ」 K.504 1786年 モーツァルト 30歳の時の作品

ゲストは羽田健太郎(ピアニスト、作曲家)
「モーツァルトについて--
モーツァルトの場合は泉の水が溢れるが如く、次から次へと彼の頭の中にというか心の中にフレーズが生まれて来たんですね。私なんかは新しい曲を書こうと思うと捻り鉢巻き、もう本当に産みの苦しみっていうか、うんうん唸ってメロディーを作り出すんですけども、モーツァルトはもう考えるその瞬間瞬間に色んなフレーズが出て来て、楽譜に書き留めるだけが作曲、彼の作業だったと思うんですね。
『交響曲第38番について』
1楽章がしっかり食べる朝ごはん、2楽章は麺類で済ますお昼。3楽章がしっかりディナーになっちゃってるからプラハの場合は。ディナーの後に夜食ってっていうと too much 栄養過多になっちゃう。だから(1楽章は)しっかりした朝ごはん、しっかり食べる一日の始まりの朝ごはん。2楽章は麺類。そこにメヌエットのような3時のおやつがあると、やはり一日終わって、仕事が終わって今日は一杯飲みながらディナーだっていう第4楽章が来るんですけど、プラハの場合にはおやつが無くて、3時のところで早夕飯になっちゃってるから。でもそれで夜中になってもお腹が減るっていうことが無いですね。このプラハを聴いている限りではね。充実した3食」

1787年1月 プラハを訪れていたモーツァルト。自ら指揮したオペラ「フィガロの結婚」で大喝采を受けた。それに先立ちモーツァルトはプラハの人々の為に一つの演奏会を催した。1月19日プラハの国立劇場(スタボフスケー劇場)演奏会当日、会場は多くのプラハ市民で埋め尽くされた。モーツァルアトはプラハの人々を前にある交響曲を披露したという。その曲は後に「プラハ」と呼ばれ広く親しまれることになる。

演奏
交響曲第38番 ニ長調 「プラハ」 K.504 第2楽章より 及び 第3楽章
 指揮 ジェフリー・テイト
 演奏 イギリス室内管弦楽団

モーツァルトはプラハの人々からの絶大な賛辞を受けた。演奏会にはプラハでかつてないほどの聴衆が押しかけた。モーツァルト自ら指揮をした。
交響曲第38番はこの演奏会で初演されたといわれる。第3楽章では管弦楽の織り成す高らかで軽快な演奏が繰り広げられる。演奏会ではモーツァルト自らフォルテピアノの演奏も披露した。聴衆からの熱狂的な拍手に応えるモーツァルト。
突然客席から大きな声が響いた。それはオペラ「フィガロの結婚」の曲をリクエストするものだった。モーツァルトはそれに応え、アリア「もう飛ぶまいぞ この蝶々」の変奏曲を即興で演奏した。30分にも及んだという即興演奏にプラハの聴衆は酔いしれた。
“モーツァルト氏は国立劇場でフォルテピアノによる演奏会催した。この偉大な芸術家に聴衆の心は完全に満たされた”  (1787年 1月23日付け 地元新聞)
この演奏会は即興的に大きな成功を収め、モーツァルトに大きな収入をもたらした。モーツァルトのプラハでの初めての演奏会は大喝采のうちに幕を閉じた。
[PR]
by yoshi_miracle | 2006-09-21 20:33 | モーツァルト

「プラハ」

9月19日(火)の「毎日モーツァルト」

交響曲第38番 ニ長調 「プラハ」 K.504 1786年 モーツァルト 30歳の時の作品

ゲストは久石譲(作曲家)
「モーツァルトの音楽について--
構造が非常によく見える音楽なんで、まあ色んな意味でのクラシックのシンボルみたいな存在。もっと言っちゃうとね、例えば、これはコンサートでモーツァルトを演奏するっていうのは大変なことだと思います。何故なら非常にその正確な技術だったりとか、そういう表現がロマン派の音楽だとある程度情緒に頼ってでも盛り上げたり色々できるけど、モーツァルトはそれやっちゃ・・、できないですからね。そういう意味でも本当にエッセンスだけで出来てる様な、シンプルな、だから力強い、そういう音楽だと思いますね。
『交響曲第38番について』
普通シンフォニーって4楽章あるじゃないですか。この曲って3楽章しかないんですね。3つしか無くて、その割にはイントロがね、いわゆる前奏ですよね、3分弱ぐらいあるんですよ。で、そんなに長いのは無いんですね、普通で。そうすると、41曲こういうシンフォニー作って来ているのに、何故かこの曲だけ異質な存在であって、逆になんか最もモーツァルト的な交響曲って気がするんですね」

1786年10月 モーツァルト 30歳。三男を突然の死で失い、悲しみにくれる日々が続いていた。そんなモーツァルトのもとへプラハから一通の招待状が届く。オペラ「フィガロの結婚」がプラハで空前の人気を得ていた。その為、モーツァルトをプラハへ招きたいというものだった。
1787年1月プラハからの誘いを快諾したモーツァルトは妻コンスタンツェを伴いウィーンを発つ。ボヘミアのこと、プラハへの想いを馳せるモーツァルト。それは夫婦にとって久しぶりの心休まる旅行となった。

演奏
交響曲第38番 ニ長調 「プラハ」 K.504 第1楽章より
 指揮 ジェフリー・テイト
 演奏 イギリス室内管弦楽団

交響曲第38番はプラハ旅行中に初演されと言われ、「プラハ」の愛称でも親しまれている。
第1楽章のもつ独特の緊張感と感情の高まりはモーツァルトの交響曲が新たな境地に到達したことを感じさせる。
[PR]
by yoshi_miracle | 2006-09-20 21:54 | モーツァルト

喜びと悲しみ

9月18日(月)の「毎日モーツァルト」

ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503 1786年 モーツァルト 30歳の時の作品

ゲストはピーター・バラカン(ブロードキャスター)
「『ピアノ協奏曲第25番について』--
ピアノ協奏曲となると、モーツァルトが作ったものはどれもある程度の共通点はあるんでしょうね。彼の時代はカデンツァ(協奏曲などの即興的な独奏部分)というのは、本当は即興で弾くものだったそうなんですけど、その雰囲気がすごくね、僕は好きですね。その自由な要素がまだクラシックに残っていたというのはとても魅力的なもので、本当はね今の時代も、そういう即興の要素を盛り込むと、なお魅力的だろうなと思いますけど、なかなかたぶん、今の演奏家にはそういったところは消えているんじゃないか、そういう気がしますね。
俺は俺の音楽を作り続けるぞっていう人は、そういう人ばかりでは勿論ありませんけど、でもそういう人がかなりいますし、僕なんかは聴き手として、よっぽどそっちの方が好きなんですね」


1786年 10月18日 モーツァルト一家に新たな家族が加わった。三男 ヨハン・トーマス・レオポルト。三男誕生の喜びに浸るモーツァルト。彼は尊敬する父、レオポルトの名を付けた。妻コンスタンツェ、二歳になった次男カール・トーマス。そして三男ヨハン・トーマス・レオポルト。愛する家族に囲まれて新たな生活が始まった。しかしそんな幸せも長くは続かなかった。
生後1か月の三男がけいれんを起こして急死。悲しみにくれるモーツァルト一家に見守られるなか、シュテファン大聖堂で葬儀がとり行われた。
ピアノ協奏曲第25番は三男の死からまもない1786年12月4日に完成。まるでモーツァルトの感情の起伏を映し出すかのように長調と短調が多彩な変化を見せる。
ピアノ協奏曲第25番は堂々とした響きと壮大な編成でスケールの大きな作品に仕上がっている。

演奏
ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503 第1楽章より
 ピアノ・指揮  ダニエル・バレンホイム
 管弦楽     イギリス室内管弦楽団


三男誕生の喜びもつかの間、訪れた突然の死。悲しみに打ちひしがれるなか、モーツァルトの作曲活動は続く。
[PR]
by yoshi_miracle | 2006-09-19 06:22 | モーツァルト

ホフマイスター

9月15日(金)の「毎日モーツァルト」

弦楽四重奏曲 第20番 二長調 K.499
「ホフマイスター」

ゲストは松田理奈(ヴァイオリニスト)
「よく言われるのは大人の雰囲気が出てからじゃないと弾けない曲とかよくありますけど、全くもってモーツァルトの場合は逆な気がしますね。子供の方が弾けたりするんじゃないですかね、モーツァルトの意思通りに。大人に成れば成る程、モーツァルトの意思通りに弾くのが難しくなるから色んな技術が必要になってくるのかなと思います。
『弦楽四重奏曲 第20番』
モーツァルトほど、この時期はこういう状況だったんだなといういのが見えてくる作曲家って他にはいるのかなと思うぐらい、かなり曲に反映している様に私は思うんです。ただ反映の仕方がちょっとひねくれていて、絶対に悲しかったっていう時も、敢えて明るい長調(Dur)を書いてみたりとか、曲をパッと見ただけでは分からないんですけども、色々聴いたりとか、もう一歩裏を読んだりとかすると、きっと明るいだけじゃないんだって思います」

1786年8月モーツァルトは知人の為に一つの曲に取り組んでいた。弦楽四重奏曲 第20番 通称「ホフマイスター」
ホフマイスター(フランツ・アントン・ホフマイスター)はモーツァルトとかねてから付き合いのあった出版業者だった。これまでホフマイスターはアマチュア演奏家向けの楽譜を出版しようと3曲の新作をモーツァルトに依頼していた。しかし完成したのは売り上げの見込めない、芸術的であまりにも難易度の高い曲だった。結局ホフマイスターは一曲だけでモーツァルトとの契約を破棄した。モーツァルトはホフマイスターとのかつての約束の代わりに弦楽四重奏曲に取り組んだという。完成したその曲は翌月、ホフマイスター社から出版され、モーツァルトの弦楽四重奏曲の中でも豊かな響きに溢れた傑作となった。
“この四重奏曲も燃えるような想像力と情熱をもって書かれている” 「ドイツ音楽協会音楽通信」より
以後ホフマイスターはモーツァルトの数々の名曲を世に送り出し、モーツァルトの音楽家生活を陰に日向に支えていった。


弦楽四重奏曲 第20番 二長調 K.499
「ホフマイスター」 第1楽章より
演奏 アルバン・ベルク四重奏団
[PR]
by yoshi_miracle | 2006-09-18 19:23 | モーツァルト

ジャカン家との親交

9月14日(木)の「毎日モーツァルト」

ピアノ三重奏曲 ト長調 K.496 1786年 モーツァルト30歳の時の作品

ゲストは西村由紀江(ピアニスト)
「モーツァルトってよく言われているのは、自分の頭の中でメロディーが奏でられているのに手が追いつかなかったという話がよくありますよね。だからもう頭の中でどんどんどんどんメロディーがそれこそ泉の様に湧いてきて書きたいんだけど、書きたいンだけどそれこそもう間に合わないっていうぐらい、その意味では彼は本当に楽しみながら、どんどん書いていった人だろうと思う。それを弾く方としては、じゃぁ、彼と同じくらい楽しめるかというとそうでは無いわけで、そこは弾く方としては緊張はしますし、それなりの練習も必要ですし。
『ピアノ三重奏曲 ト長調』
貴族の方とかは、家族でコンサートを開いたりとかしてたわけですから、お父さんがヴァイオリンを弾いて、誰かがチェロを弾いて、ピアノを弾いてとか、チェンバロを弾いてとか、そういう合奏の楽しみみたいなものが伝わってくる曲ですよね。だから曲としてこういうメロディーが素晴らしいとかっていうよりも、その三重奏みんなが、こう顔を一緒に見合わせながら、さあ弾くよていう、なんか、そういう温かみが感じられる曲だと思います」

1786年モーツァルトはある家族と親交を温めていた。オランダ出身の植物学者ニコラウス・フォン・ジャカン とその子供達。
長男ゴットフリートは声楽をたしなみ、モーツァルトと無二の親友となった。妹のフランツィスカはピアノの教え子だった。
ジャカン家の人々としばし演奏会を開き、心和むひと時を過ごしたモーツァルト。楽譜の合間に言葉を添えてジャカン家に贈った。“真の誠実な友をどうか決して忘れないで”
ジャカン家の人々との心おきない付き合いから一つの名曲が生まれた。

演奏 
ピアノ三重奏曲 ト長調 K.496 第1楽章より
 ピアノ      クラウス・クリスティアン・シュースタン
 ヴァイオリン  ボリス・クッシュニール
 チェロ      マルティン・ホルンシュタイン

この曲はフランツィスカの為に書かれたと言われる。
[PR]
by yoshi_miracle | 2006-09-18 17:37 | モーツァルト

9月12日の「毎日モーツァルト」

9月12日(火)の「毎日モーツァルト」

ピアノ四重奏曲 変ホ長調 K.493

ゲストは徳永二男(ヴァイオリニスト)
「『ピアノ四重奏曲の醍醐味』--
四人が本当の一つの音色になる、これは凄く時間がかかる。何年も時間がかかるんですよね。だからそういうプロ、カルテットプレーヤーになるには大変な時間がかかりますよね。だけどピアノが入ることによって、ピアノに助けられるっていう部分もありますし、ピアノが主役の部分もあります。皆がピアノに寄り掛かれるというのがあるんですね。だからより本人達が楽しめる、というのは変ですけど、本当により音楽を楽しんじゃおうじゃないかという部分がピアノカルテットの方がありますね。
『ピアノ四重奏曲 変ホ長調』
演奏する方の自由度、それぞれの自由度というと、それもあると思いますね。この曲ではかなりきちっと書かれている。こだわりと言いますかね。今までのモーツァルトがずっと培ってきたものからしてですね、少し方向を自分で変えようとしているところがあったんじゃないかと思います」

演奏
ピアノ四重奏曲 変ホ長調 K.493 第1楽章より
 ピアノ  アルフレート・ブレーデル
 アルバン・ベルク四重奏団員
[PR]
by yoshi_miracle | 2006-09-17 22:35 | モーツァルト

9月6~8日放送の「毎日モーツァルト」

9月6日(水)の「毎日モーツァルト」

ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K.447

ゲストは山本真(ホルン奏者)
「ホルンはやっぱり音色的に穏やかですから、聴いてても疲れないし、心が癒されるというか、そういう意味じゃ全曲通して聴いてても、何回聴いても、ずっと聴いても厭きないというか、そういう精神衛生上いいかも知れないですね。
『第3番の聴きどころ』--
僕はやはり2楽章が好きですね。2楽章はやっぱり本当にメロディーを綺麗に歌うということが必要なんですけど、でもいちばん吹いていて心が落ち着くというか、吹いて良かったなという感じです」

演奏
ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K.447 第2、3楽章より
 ホルン   ラドヴァン・ヴラトコヴィッチ
 指揮    ジェフリー・テイト
 管弦楽  イギリス室内管弦楽団


9月7日(木)の「毎日モーツァルト」

ピアノのためのロンド ニ長調 K.485

ゲストは西村由紀江(ピアニスト)
「モーツァルトのメロディーってね、ポップスぽいんですよね。で、クラシックの曲っていうのは、私も自分で曲を作るようになってから改めて解ったんですけども、クラシックの曲って割とずっとフレーズが途切れずに流れる場合があるんですね。で、ピアノなんていうのは息継ぎをする必要は無いですから、ペダルでずっーと繋げながら指で紡いでいくというような。でもモーツァルトの曲はアイネ・クライネ・ナハトムジークもですし、有名なものっていうのは全部息継ぎができて、いわゆる歌メロ、ポップスだと思うんですよね。それがすごく聴く人にストンと心に入っていくんじゃないかなと思います。
『ロンド ニ長調について』--
頭のメロディーが韻を踏んでいて、(弾く)これで一フレーズ、次が、(弾く)これで一対になっている。これは今でも私達が口ずさめるし、このままポップスになってもいいっていう、だからこの曲には明るさ、爽やかさとかそういうもの以上に彼のポップスセンスを感じる曲だと思います」

演奏
ピアノのためのロンド ニ長調 K.485
 ピアノ ラルス・フォークト


9月8日(金)の「毎日モーツァルト」

オペラ「フィガロの結婚」K.492 1786年 モーツァルト30歳の時の作品

ゲストは涼風真世(女優)
「実は母がですね、クラシックが大好きで、私がお腹の中にいる頃からモーツァルトを聴かせていたんですよ。それで私には姉がいるんですけれども、姉もその影響なのか音大の方に進みまして、今はピアノの先生をしたりしていますので、いつも私が子供の頃、家の中にはクラシックがかかっていて、モーツァルトの曲がかかっていたんですね。姉がいつもグランドピアノで弾いているモーツァルトの曲やフィガロの歌を歌っていたので、そういう関係で私もこの道に進んだと言えるのかも知れないですね。
『♪ケルビーノのアリア「僕どうなっちゃったんだろう」』--
この曲は私も音楽学校時代に覚えて試験で歌った記憶があるんです。
モーツァルトのオペラというのは、もちろん歌詞に曲がついているんですが、そうではなくて音符の一音一音に、その歌詞の感情や、悲しみや、苦しみや、喜びや、愛が一音一音に乗って、それがメロディーになってお客様に伝わっているような気がするんですね」

演奏
オペラ「フィガロの結婚」K.492 第1楽章
カヴァティーナ(アリア)「殿様、もし踊りたいんでしたら」
 バリトン トマス・アレン
 指揮 リッカルド・ムーティ
 演奏 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

二重唱「どうぞお先に」
 ソプラノ キャスリーン・バトル
       マリアナ・ニコレスコ

アリア「僕どうなっちゃったんだろう」
 メゾ・ソプラノ アン・マレイ
[PR]
by yoshi_miracle | 2006-09-15 20:30 | モーツァルト