香格里拉

女子十二楽坊が演奏する《香格里拉》 (Hang Rila/シャングリラ - 馬 軍作曲 (編曲:馬 軍) は私の好きな曲です。
孫媛さんの吹く笛の音がとても心地良いのです。CD「Beautifule Energy」では始めに蕭での演奏が入っている。ここがDVDに収録されているのとまた違うところです。
また「赤箱」と呼ばれているCDもありますが、こちらのCDでは、曲の中頃に吹く孫媛さんの笛の音がCD「Beautifule Energy」よりもハッキリと聴こえます。私はこの赤箱を聴いていて、この箇所で思わず涙が流れ出たことがあります。孫媛さんの吹く笛の音色が例えれば純粋な幼子のような美しい心のように感じられ、何か純粋なるものに心打たれたとでも言うのでしょうか。(勿論、詹麗君さん、殷焱さんのニ胡の音色も美しくこちらも心の奥底にあるものに響いたのでしょうが)
そんなことがありましたことが懐かしく思い出されるのです。
 ところで、今年地元では松茸が大不作の年らしい。そこで外国から輸入される事になるわけですが、具体的にどこから輸入されているかというと「香格里拉」からだと先日地元のテレビで放送していました。中国に実際に「香格里拉」という地名があるそうで、松茸が沢山とれるんだそうです。日本から沢山買ってくれるおかげで、なんでもここでは松茸長者に成る人も出てきたんだとか。
日本で100gあたり5500円の松茸が、中国では30元(450円)とか言ってました。
かつて日本でも1970年頃はキロあたり 1,760円だった松茸が、2005年では60,000円、最近は140,000円するそうな(国産松茸)!!
そう言えば昔は、父が山を歩いたら松茸が沢山取れ、松茸はタダで食べられるものだと思っていました。
しかし最近は開発で山が切り開かれ、松も松枯れで枯れ、松茸が育つ環境では無くなってしまいました。食べる為には高いお金を出さなくてはいけない。昔はタダでたらふく食べられた。自然の恵みに関して言えば、昔と今と、どちらが贅沢だったでしょうか・・。
特に最近は異常気象によりこちらでは10月に入って雨がほとんど降っていない。1日か2日降った日があったくらい、しかも少しだけ。これでは松茸が育たない。
山も松枯れで赤松が枯れていっている。これは松喰い虫にやられるのだが、大学の調査では弱った松が松喰い虫にやられるという。それでは何故松が弱るかと言えば、環境汚染により弱るのだということだ。松は環境汚染にかなり弱い植物のようだ。
それから、昔は燃料として松葉などを利用していたので、松葉を取ったり、間伐したりして山に手が入ることで山が再生していた。最近は山に入る人がいないので、山が荒れてしまい、松茸も生えにくいのだという。
異常に高くなった松茸が、何かを人類に訴えかけているように思えて仕方が無い。
今、沢山松茸が取れるという中国の香格里拉。遠く離れた中国のことだが、いつまでも松茸が取れる自然が残っていって欲しいと願っているのであります。
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by yoshi_miracle | 2006-10-30 22:37 | つれづれなるままに
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