広島厚生年金会館に久石譲のコンサートを観に行って来ました

10月18日夜、広島厚生年金会館で行われた久石譲のコンサートツアーを観に行って来ました。
PIANO STORIES 2006
Joe Hisaishi
Asian X.T.C.
Presented by AIGエジソン生命
http://www.promax.co.jp/info/06_10_hisaishi/index.html

会場を見ると平日にも関わらずほぼ満席、老若男女、でも若い女性の方が多いですね。
会場の雰囲気はクラシックのコンサートに近いのではないでしょうか。(最近行っていないですけど)。最初に音合わせもありますし。こういった雰囲気は私は好きです。
およそ10分遅れて7時10分より始まる。久石譲はピアノ、バラクネス・カルテット(弦楽四重奏)、コントラバス、サックス、パーカッション、マリンバなど、それと中国の二胡、古箏といった楽器で構成される現代音楽ですね(12名で構成)。初めて聴く曲ばかりだったが、生演奏はいい。
途中、久石譲のMCが入り、西洋音楽ばかり勉強してきて、アジアの音楽が一番遠くなってしまっていたとの話には共感を覚えた。
それで今回、中国の古典楽器である二胡と古箏を取り入れていたのかな。
現代音楽は、昔、黛敏郎氏が作曲した「涅槃交響曲」「金閣寺」を聴いたことがあるが、本当に聴くのは久しぶりだ。難解な面もあるが。
ロンドンのバラクネス・カルテット(弦楽四重奏)のヴァイオリンの音色はうーむ、最近モーツァルトの音楽を良く聴いているせいか、比べてバラクネス・カルテットの奏でるヴァイオリンの音色にはあまり心惹かれなかった。
それよりニ胡の音色が流れてきた時は背筋ゾクゾクの鳥肌ものでした。切なく哀愁があり心に響く音色。
「もののけ姫」で奏でられるニ胡の音色にはうっとりさせられました。このニ胡奏者は女子十二楽坊の詹麗君(ジャン・リーチュン)さんで、女子十二楽坊のニ胡奏者の中ではコンサートマスター的な存在。演奏技術も高い。
今回の演奏では黒の長いスカートに、赤の中国の民族服(?)、頭は髪のてっぺんをおだんごのようにまるめて乗せている。背が高くスマートであるのでひょろひょろっとして見える。演奏も座ってニ胡を弾く中国では基本の姿勢で、楽譜もちゃんと目の前に用意されている。演奏する表情も真剣で、やはりクラシックコンサートのようです。
ちょと気になったのは古箏奏者、姜小青さんの古箏の音が西洋楽器の音の方が強くて、ほとんど聴こえて来なかったこと。ニ胡の音色はよく聴き取れるのですが。
ちなみに姜小青さんのHP(ホームページ)の「ときどき日記」を見ると、今回のツアーのリハーサルの様子など書かれています。
http://homepage3.nifty.com/jiang/
詹麗君さんは女子十二楽坊のメンバー以外と初めての日本ツアーをする訳で、大変だったかも知れませんが、同じ中国出身で日本語も堪能な姜小青さんと一緒なのは心強かったのではないでしょうか。

実際、この久石譲のコンサートツアーを知ったのは、女子十二楽坊のhttp://www.12girls.jp/ に詹麗君(ジャン・リーチュン)さんが出演するとの情報が掲載されているからだった。興味を持ったのでチケットを取って、久石譲のコンサートに初めて観に行った訳です。ちなみにS席(7500円)でした。ちょっと後ろの席でしたけど。
久石譲の曲では今回のコンサートでは、ピアノソロの「Summer」と「もののけ姫」ぐらいしか分からなかったですが、やはり知っている曲が演奏されると嬉しいですね。久石譲本人のピアノソロの「Summer」が聴けたのは良かった。私は今までさわりの部分しか聴いたことがなかったので。「Summer」で思い出すのは女子十二楽坊がヒットした2003年頃出演したTV番組「たけしの誰でもピカソ」内で女子十二楽坊の揚琴奏者、楊松梅(ヤン・ソンメイ)さんがこの「Summer」を中国の揚琴楽器で演奏した。これは感動した。その時のTV出演者からも「おお~」と感嘆の声が挙がったのを覚えている。楊松梅さんの奏でる「Summer」をまた聴いてみたいな、そんなことが久石譲の「Summer」を聴きながら心の隅をよぎった。

久石譲氏への花束やプレゼントをファンの若い女性が舞台に持って行く、持って行く、20人以上は持って行ったようだ。割と小振りなかわいい花束が多かった。ちなみに私は詹麗君さんへの花束は開演前にフロントで楽屋に持って行ってもらうように託けました。ここは久石譲氏のコンサートですから。
曲が進むにつれて、演奏が終わるごとに盛大な拍手。最後は1階席ほとんど全員でスタンディングオベーション。これは凄かった。私も隣の若い女性につられて初めてスタンディングオベーションをした。真ん中よりちょっと後ろの方の席でしたがそれでも周りの皆さんスタンディングオベーションされるのでスタンディングするのも恥かしくない。逆にスタンディングしない方がきまりが悪い(笑) 
熱烈な拍手とスタンディングオベーションで何回もアンコールに応えてくれた。
久石譲氏のファンの皆さんは温かいですね。他の演奏者が舞台から去り、最後のアンコールでは久石譲氏一人のピアノ演奏がありました。おーっというどよめきも起こりました。皆さんのスタンディングオベーションに応えての演奏に感動したのでしょう。隣の若い女性は目に手を当て涙ぐんでいたようでした。
ただ正直に書くと私自身は今回のコンサートにはあまり感動しなかった。知らない曲ばかりだったからかな。(一番感動した曲は「もののけ姫」で詹麗君さんが弾くニ胡の音色。やはり私は女子十二楽坊向きか 笑)
むしろファンの方が熱烈な拍手や、スタンディングオベーションをして盛り上げているのに接することができたことの方に感動した。貴重な経験でした。
21時半くらいに終了。途中休憩の15分を含め約2時間半のコンサートだった。帰り際に、ジーパン姿の金髪の外人女性が歩いていた。どこかで見た人だと思ったら、バラクネス・カルテットのビオラ奏者の女性だった。しばらく歩いて飲み物を持って帰ってきた。しばらくすると今度は黒い帽子を被った外人の人が歩いて出てきた、バラクネス・カルテットのヴァイオリン奏者だった。こちらは若い女性が集まって来て握手してもらっていた。こちらもしばらく歩いて戻ってきてマイクロバスに乗り込んだ。マイクロバスの周りを見るとファンの人達と見受けられる人たちが集まっていた。しばらくすると係りの人が手招きし一列に並んでいる。どうも広島厚生年金会館の裏口付近に久石譲氏が出てきてサインをしているようだった(暗くてよくわからなかった)。詹麗君さんも出てくるかなと思ってしばらく見ていたが、分からなかった。私は終電に乗り遅れるのが不安で後ろ髪を引かれる思いで、会場を後にした。もしかしたら詹麗君さんもマイクロバスに既に乗っていたのかも知れない。私が贈った花束を抱えて出てくるところを一目見たかったのですが。。。

17日倉敷、18日広島、19日福岡と、3連日のコンサートツアーはかなりきついかと思いますが、どうか乗り切って下さい。

ところで、広島厚生年金会館までタクシーに乗った時、タクシーの運転主さんと話が弾んだのが、昔のフォークソング歌手の話題。
先週、広島郵便貯金ホールで小椋佳のコンサートがあり、タクシーに乗る方が多かったそうで、やはり年配の方が多かったですよ(笑)、「さらば青春」なんか、懐かしいですねぇ。最近の若い人の歌う歌詞は分かりませんなぁ、などと話が弾んだ(笑)
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by yoshi_miracle | 2006-10-19 07:28 | つれづれなるままに
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