クラヴィーア(鍵盤楽器)

モーツァルトが生きた時代は未だ楽器の変革期にあたる。モーツァルトが幼いころから親しんでいたのがチェンバロ。私も以前チェンバロの響きに魅せられたことがあり、FM放送のエアチェックをした時代もあった。
チェンバロはきらきらと華麗な響きがするが、反面音が不安定だったようで、この時代のピアニストは苦労していたようだ。
それからクラヴィーア(鍵盤楽器)の改良が進みシュタインという職人が作ったフォルテピアノが出た時にはモーツァルトも嬉々として演奏したという。それを見て、シュタインという職人も嬉しかったようだ。
今日のゲストはピアニスト。ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 「ジュノーム」 が好きだという。モーツァルトがピアノ曲の枠を出ようとしている曲であると紹介。第2楽章が好きだという。
で、実際に放送されたのが第3楽章(笑)。
フォルテピアノで演奏されていた。伝統が息づくウイーンの職人の心意気が今も生きており、それを愛する人々の心があるからこそ、このような昔の楽器の演奏を聴くことができるのであろう。

それと、この番組「毎日モーツァルト」の冒頭に流れるタイトル音楽が「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の第三楽章であることに気付いた。先日久しぶりにCDで「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を聴いた。第一楽章が有名だが、第三楽章まで進むと、ああ、これを使っているのだと気付いた。「毎日モーツァルト」を毎日録画しておいて見るから、この第三楽章を嫌でも毎日聴いていることになる。クラシック音楽の場合には初めて聴いて印象に残る曲もあれば、じっくり聴いている内に次第に美しさに気付くこともある。どちらもいい。
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by yoshi_miracle | 2006-08-28 23:03 | モーツァルト
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