天才モーツァルト

8月25日(金)の「毎日モーツァルト」
ゲストのテノール歌手は言う「モーツァルトの曲は練習する為に一度耳にすると、覚えてしまう。悔しいくらいの天才だ」
確かに先日聞いたモーツァルト作曲のドイツリート(ドイツ歌曲)「老婆」とか「小さな糸紡ぎ娘」も一度聴くと耳に残る。
「何も言わずに嘆こう」という曲も今回この番組で聴いたが、メロディーは今まで何処かで聴いた覚えがある。記憶に残っているのだ。

 モーツァルトの「天才」はエピソードとしていくつも残っている。
 その時代、アレグリの『ミゼレーレ』はとても尊いもので、パート譜ですら写譜したり門外に持ち出すことは禁止されていた秘曲だった。それをモーツァルトは、ここでアレグリの『ミゼレーレ』を一度聴いて暗譜してしまい、宿へ帰って楽譜に写し取った超非凡な逸話がある。日本でも以前、NHKでこの九声部の曲を放送して、もし書き取れたら送って欲しいと呼びかけたようだが、結局誰も現われなかったらしい。

 モーツァルトがシンフォニーを書くときは最初の音を五線譜の上に書いた瞬間、第四楽章の最後の音が鳴り響いていたという。あわてて書かないと音が消えてしまうので一気に書き上げたと言われている。
モーツァルトの最大傑作、「交響曲 第39番 K.543」「交響曲 第40番 K.550」「交響曲 第41番 K.551」の3曲をわずか2ヶ月で書き上げてしまったという驚異的な話はあまりにも有名である。

 どの作曲家も自分の専門分野というものを持っているが、モーツァルトは作曲するジャンルも驚く程幅広くあらゆる種類の楽器におよび、その全てに渡って名曲を残している。ここら辺が他の作曲家と違うところでもある。
(例えばショパンはピアノ曲。マーラーは交響曲。ベートーベンは器楽曲は天才的、しかしオペラは苦手。ヴェルディはオペラのみ。ロッシニーもオペラのみ)
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by yoshi_miracle | 2006-08-27 22:07 | モーツァルト
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